黄金の都 シカン

投稿日: 6件のコメントカテゴリー: '09 Peru

1000年の眠りから覚めた黄金の都 シカン。

シカンの遺物が、古代アンデス黄金文明の謎 インカ帝国のルーツを解き明かす!

8月8日(土)夜9時放送 TBS 「日立 世界ふしぎ発見!」 ぜひ、ご覧くださいませ。

そして現在、上野の国立科学博物館で
TBS「特別展 インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン」 開催中です。

rimg1116
(PERU,CHICLAYO シカン博物館 黄金大仮面の前で島田泉教授と)

SICAN !

投稿日: 4件のコメントカテゴリー: '09 Peru

10世紀から11世紀にかけて空前の繁栄を遂げ、たった100年で滅びた黄金の都。

1000年もの間忘れ去られ、わずか18年前まで知られることのなかった「シカン」。

rimg0015
このシカン遺跡の存在を明らかにしたのは、なんと..日本人考古学者! 島田泉教授。

今回、島田先生に遺跡へ同行していただきながら、いろんなお話を聞かせてもらい、考古学のおもしろさに興奮してしまった。

今まで聞いたこともなかったインカ帝国のルーツ、これまで見たこともなかったようなミイラの埋葬のされ方、信じられないほど美しい膨大な量の黄金埋葬品。

rimg0006

墓の主が見ていた方向には何があったのか・・・なぜ人々は神殿をつくり、仮面をつくり、黄金や土器で埋め尽くし、ミイラにしたのか。

いろんな疑問が浮かぶけれど、それは正解のない謎解きのようで(でも、その推理がまた楽しくて)まるで女版インディアナ・ジョーンズになったような気分。

rimg0016

このシカン遺跡を通じて感じた人間の無限の力。どんな場所にも…「想いは残る」。

正解は無くとも、そこに「想いを馳せる」ことが大切なのかもしれない。

なぜこれを造ろうとしたのか、何を伝えたかったのか、私たちに何を残してくれたのか。

rimg0012

長い長い歴史の中で、数え切れないほどの人々の苦楽が私たちに繋がっている。

rimg0044

彼らもまた、海を渡ってやってきた彼らの祖先(ニャイン・ラップ)を敬っていたのだと考えると、仮面の向きにも納得がいきます。。。!

さて、30年前の発掘作業の現場ではまだケイタイも無い、パソコンも使用していない、テレビも無い・・・広大な大地の中での生活は世間と隔絶された空間だったそうです。

rimg0052

あぁ、そんな空間で古代のロマンに包まれたい!

「先生、30年間同じ場所で発掘作業を継続できる原動力は何ですか?」

「若い仲間たちのパワーに接しているからかもしれないね。しかしながら、1000年という長い時間に比べれば、たった30年ですべてをわかろうとするのはとてもおこがましいこと」。

「ペルーの国から見れば、外国人が日本の天皇のお墓を掘るようなものですからね。今後この発掘をペルーの人に引き継ぎたいと考えているんです。」と語って下さった島田先生。

でも、先生はペルーの人たちにとっても、すばらしい功績を残していらっしゃると思うんです。(私がこんなえらそうなこと言えたものではありませんが…)

rimg0062
それにしても・・・

いつだって人は一人では生きていけないものなのですね。

いくつものピラミッドだって大勢の人々の力が結集した証。。。

(in Peru, Chiclayo/ あっちも、こっちもピラミッド! シカン遺跡にて)

最終日

投稿日: 1件のコメントカテゴリー: '09 Peru

ペルーに来たら、セビーチェ ceviche !食べよう。
タコのセビーチェと鰆のセビーチェ 他にもウニのセビーチェなど・・・
(あ、よく見ると「おてもと」が出てる)
sebiche-02
ライム(又はレモン)をまぶした「魚介のマリネ」。さっぱりしていて美味しい。
sebiche-01
↓いろんなスパイスで和えてあるカニ。ごはんに合いそう。(手前はお芋)
crab
↓こちらはタコの唐揚げ ライムを絞っていただくとさらに美味
octopus

↓こちらは海鮮チャーハン
fried-rice
どれもこれも美味でした☆

in Peru, Lima /Restaurant Huanchako