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数年前にこの国を訪れて以来、またまた見つけちゃったのさ。徹子さんに似たアイスクリーム屋さんのイメージガールを。デジャヴ。
数年前にこの国を訪れて以来またまた見つけちゃったのさ
徹子さんに似たアイスクリーム屋さんのイメージガール。

いわて

IBCまつりのトークショーに立ち寄って下さった皆様 ありがとうございました。
また、おもいがけないサプライズ 嬉しかったです。

出番待ち
出番待ち

愛と勇気のハートフル・クロアチア

8/31 (土) のふしぎの舞台はアドリア海の真珠と呼ばれる クロアチア。
EU加盟の歴史的現場に立ち会い、
あのボブ・サップを倒したクロアチアの英雄にインタビュー。
歴史に翻弄される美しい世界遺産、
その裏に隠されたクロアチアンハートの強さとは!?
クロアチアから愛と勇気をお届けします!

2013年8月31日(土)夜9時〜
TBS「日立 世界ふしぎ発見!
愛と勇気のハートフル・クロアチア

皆様どうぞお見逃しなく。お楽しみに!

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Handwoven

女性たちが黙々と 時折おしゃべりに華を咲かせながら
丁寧に靴下を編んだりマットを織ったり、なごやかな雰囲気で満たされている部屋の中。
私はここで古着の端切れで織られたマットを購入。
世界にひとつの手織りの敷物が私の部屋をほんわかと彩ってくれています。
この長さで千円ほど(千円しなかったかな?)
色も生地の組み合わせ方も決して機械では出せない味があって、なんとも素敵でしょう。
帰り際、チェリーのケーキやマラスキーノというお酒でおかあさん達がもてなしてくださいました。自家製チェリー酒をさくらんぼジュースだと勘違いした私はがぶがぶ飲んでしまい、ふらふらになりながらおかあさんたちとハグをして千鳥足で帰途につきました。
戦争中はこの国を離れていて辛いことがたくさんあったけれど、今はこうして織物をして慣れ親しんだ場所にいられるということが一番しあわせ。とおかあさん達が語ってくださったことはしっかりと覚えています。

Ličko Petrovo Selo 村にて

Pobjednik

港に停滞していた Po… という頭文字だけが見える一隻の船に「もしかしたら、、、」と反応するMさん。
地元の人に確認すると、「あぁ、やっぱりそうだったのね。」と感慨深く船を見つめるMさん。
辺見庸さんの著書【もの食う人びと】の「魚食う心優しい男たち」という章の中に
ポビエドニク(勝利者)号という巻き網船が登場するのですが、Mさんが見つめるその船の文字はポビエドニクのPoだったのです。
Mさんは、内戦の最中逸見さんをご自身のHONDA(車)に乗せ、クロアチアを案内していたそうです。ちなみにMさんは、とても品のいい素敵な女性です。
信じられないくらい勇敢な話しだけれど、敵に狙い撃ちされる危険が伴う場所では車を猛ダッシュして潜り抜けたといいます。
その時に乗船したポビエドニク号が二十年近い時を経てぽつねんと目の前に存在しているのですから、何かを深く感じていたに違いありません。

私たちがつい軽い気持ちでMさんの手料理を食べたいなどと口にしてしまいましたが、Mさんは最終日にご自宅へ招待してくださいました。
花束を抱えてトラム(路面電車)に乗り込み M邸へ向かう途中、車内の座席で隣り合わせたおかあさんに私は「一緒に写真に写って下さいますか?」
と、言葉が全く通じないのだけれどニュアンスで伝えてみました。
おかあさんはしきりに照れながら笑い、私を何度も抱き寄せ、肩にキスをし、
私が電車を降りるとき「Hvala(フヴァラ)」とお礼を言うと、また私を抱き寄せ、頬にキスをし、私が降りてからも電車の中から手をふって投げキッスをくれたおかあさん。
本当にこの国の女性はどうしてこんなにあったかいのだろう。
遠い異国の地で、Mさんが心を込めてふるまって下さった手料理。
異国で食べる茄子とインゲンの素揚げ、おにぎり、梅干し、そうめん、創造的なハートのたまご焼き、酢の物、そして白玉あんみつ。
体は正直なもので、わたしの胃袋はクロアチア料理で充分満足していたはずなのに、この日ばかりは食欲がいつにも増して
おにぎりが何個でも入ってしまう勢い。食欲に歯止めがきかなくなり危険でした。
別れ際、また玄関先で私を強く抱きしめ、頬にキスをくれたMさん。
この国で私はどれほど熱い抱擁を受け、あったかいハートに触れたことでしょう。
そのハグは息が止まりそうなくらい力強いのですから、クロアチアンハートの強さを決して忘れるものですか・・・。

Hvala! また会う日まで!