写真のことについて語るとき

2007年に放送された番組「カメラで音楽を撃て 写真家・木之下晃」
以前、たまたま目にしてそのまま見続けた番組だった。
番組のテロップに演出された土橋氏のお名前があったので、
感動したこと、素晴らしかったことを 伝えたいと思った。
昨日再びアンコール放送があったので録画した。
オーストリアのピアニストAlfredBrendelアルフレード・ブレンデルのメガネにピアノの鍵盤が映り込んだ写真は
「神様が撮らせてくれた」 写真、、そういう天から降ってくるような写真があるんです。
でも、それがいつも起きるとは限らない。何回も演奏会に通っているということは、実はそれを求めているんですね・・・、と木下氏は語っておられた。
静かに、静かに カメラを構え、カシャッとシャッターを切り、フィルムをご自身で現像し、
持病のため重い荷物を持つことを許されない木下氏のそばではいつも奥様が機材を持っていらした。そんな二人三脚のお姿もまた印象に残った。

昨日、山岸伸氏の番組「世界の光の中で」の収録が行われた。
ゲストにお迎えしたのは、写真作家の高橋伸哉氏、続いて鉄道写真家の広田尚敬氏。
興味深いお話は大変勉強になった。私の知らない時代のお話も。本当にワクワクした。濃い時間だった。

写真のお話をされるとき、皆さん 少年のように輝くんだな。

“夢中になる”って素晴らしい。本当に。
それが、写真に残るって奇跡のようだ。

あっという間に時間が過ぎ、おしゃべりを終え、収録後いつも振り返ってしまう。
聞き忘れたことなかったかな? と。

01.25.2023

チーム・オベリベリ 読了

「チーム・オベリベリ」上・下巻(乃南アサ 著 )  読了。
明治維新という大きな時代の変わり目を体験し、
まったく異なる世界となる帯広の開拓に情熱を燃やした若者たちの壮絶な一生。

「依田勉三の生涯」(松山善三 著)
は、依田氏の目線で、彼らの息苦しくなるほどの体験が描かれているが、
「チーム・オベリベリ」は、同じく晩成社の中心的人物であったひとり 渡辺勝の 妻 カネの目線で描かれているので、
また異なるドラマが広がっている。 これまで目にした資料や本とは依田勉三の人物像ががらりと変わり。。圧巻。

過酷な日々の中にも果てしなく広がるオベリベリ(帯広)の地を美しいと思うカネの心に、その描写に、
そして、乃南アサさんの謝辞にまた熱いものがこみあげる。

#晩成社 #チームオベリベリ#渡辺カネ #信仰と共にあったひと

01.21.2023

おうどん


「舞妓さんちのまかないさん」を観て、美味しいお出汁のおうどんを食べたくなり つくってみた。
昆布とかつお出汁、九条ネギとお揚げさん。おいしい。
きざみうどんのように切ってはありますが、揚げに薄味を付けてありますので、
京風にした きつねうどん でございます。

01.16.2023

BLIND AMBITION

今年さいしょに映画館で観た作品は『チーム・ジンバブエのソムリエたち』。
“ワインのない国からやってきた難民たちが、
世界最高峰のブラインド・テイスティング大会に出場!? ”

チーム・ジンバブエの 前向きな彼らの姿に、この世界への感謝に、
祝福の歌声に、涙腺がゆるんだ。

「変えるのは政治家じゃない。 僕らの”変化”だ」

作品終盤で語られる言葉。

「この国にいるのは、富める人か 貧しい人」という言葉も胸に残る。

私がジンバブエを訪れた時の光景を思い出しジンバブエに想いを馳せる。
ハイパーインフレーションでお釣りが飴玉で返ってきたこと、あの丸いおうち…

それにしても、彼らのコーチのキャラの濃さったら…

作品が好評のようで公開延長されていて間に合った。
BLIND AMBITION チーム・ジンバブエのソムソムリエたち

 

01.15.2023

十五日粥

ことこと 小豆(あずき)を焚き、小正月に食べる小豆粥をつくりました。

1月15日 小正月の朝に小豆粥を食べるのは一年の邪気を祓い健康を願う古くからの風習なのですね。十五日粥ともいうそうです。

同じ小豆で ぜんざいもつくりました。

鶴の器には 口直しの昆布。お正月のお供え餅のお飾りに使っていた羅臼昆布です。

使用した小豆は、北海道の豊滝自然農園、横山さんの無肥料無農薬の小豆。

とてもおいしく炊けました。

お粥をなんばいもおかわり。自然栽培の小豆はさいごの一滴まで安心して汁も飲めます。
お漬物は京都の千枚漬け。

茨城県産、田神俊一さんの自然栽培の大根は、鰤の代わりにシーチキンでことこと煮こみました。
ゆずの千切りをまぶし、とても滋味深く、こちらもおかわり。

少し早めに捲った日めくりカレンダーの言葉と絵。癒されます。
絵の下に書いてあるキャプションも☺︎

名言・格言日めくりカレンダー

 

01.15.2023

ナポリタン

最近、よく作る ナポリタン。
冷蔵庫にあるピーマンや玉ねぎ、マッシュルームにソーセージ、ケチャップと少しのトマトソース、、、
そして、パプリカも入れました。マヨネーズを絡ませることがポイントでしょうか。。

さて、スマートフォンやパソコンに打ち込む作業が多くなった昨今ですが、なんだかんだ手書きが好きな私です。
今年は、元日の青空のようなスカイブルーの手帳を購入しました。
昨年、自分に購入した薄紫色の万年筆で書き込んでいくことも楽しみです。
賜り物の万年筆も大切に使用しているけれど、一目惚れした万年筆を、昨年おもいきって購入したのです。
インクの充填作業、カラーの変更作業も好きなほうです。
今は主に、ミステリーブルーと、タケスミという色の使用頻度が高いですね。

今年できることは、楽しんで喜んで心を込めて…。
来年はわからない。明日もわからないのですから、1日1ページ。宝箱のような1冊になるでしょう。

ナポリタンの写真をupして、タイトルもナポリタンなのに、話が逸れてしまいましたね。

暮れからお陰様で、勉強や,下調べ, たまっていた本の読書三昧…!と、たのしんで取り組んでいます。

01.05.2023

揚げたてコロッケ

今年のおせちは取り寄せだったので、
当然、お重に坂本家のコロッケは入っておりませんでした。
昨夜から母がコロッケの準備を始め、今朝、美味しくいただきました。

私の 生卵のほぐし方が まったく父に似ている…父を思い出す、と 母に言われ、
はて… 亡き父の卵の溶き方とは、いったいどのようなものだったか・・・、
その像を手繰り寄せるも 曖昧模糊としており、
人の記憶とは不思議なものだと感じております。そのような仕草も人の心に残っているのですから。
坂本家のコロッケを父にもお供えしました。
今年はより丁寧に料理をたのしめたら嬉しいです。農も学びたいです。
何事も丁寧に…

北海道の自然栽培の男爵芋、
国産の無添加パン粉に米粉も混ぜ。
国産黒毛和牛の挽肉。
塩, 胡椒。

ちょっと風変わりな坂本家のコロッケのレシピはまた今度 !

01.03.2023