満月の夜に
日が沈み、夜が訪れ、消灯の時間がやってきて、村には明かりが一切無くなり、
ヘッドライトを持って、外のお手洗いまで歩いて行こうとしたけれど
月明かりが誘導してくれて、ライトの出番は無し。
すごいなぁ、月明かりだけでも充分明るいんだなぁ、と感心しながら歩きました。
蚊帳を吊るし、寝袋の上に寝転がり、眠りに落ちたと思ったら
何十匹もの犬が、あちこちで遠吠えを始め、
おもわず、「うるさーーーい」
と叫びたいくらい大きな大合唱だったけれど、
はて、犬同士どんな会話をしていたのか。
それにしても、
便利なものは無いなら無いなりに、生きていけるのかもしれないなんて遠吠えを聞きながら
ふしぎな幸福感/安心感に包まれ再び眠りにつきました。
お月様どうもありがとう。