Ethiopia

投稿日: 7件のコメントカテゴリー: '10 Ethiopia

さて、2011年幕開けの世界ふしぎ発見!は、アフリカ大地溝帯から、
取材チームが総力をあげて撮影したダイナミックな“地球の声”をお届けします。
ここは日本のメディア初取材!そして見たこともないものが待ち受けていたのです。

TBS 「日立 世界ふしぎ発見!」
第1170回 エチオピア
アフリカ・ダナキル砂漠 大地の底で地球創世の姿を見た!
2011/1/8 (土) 21:00~  放送予定

→ http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

どうぞ、お楽しみに!

The Danakil Desert in Ethiopia is the hottest desert in the world. I had a lot of amazing experiences here and I can’t begin to explain what I saw, how I felt and the adventures that i had. I still can’t believe everything that I experienced in Ethiopia…the African Great Rift Valley.. This was the first time ever for Japanese media to explore this area. I’m so excited to share this trip with the world via my report on TV ! Please check out the program “Sekai Fushigi Hakken(The Discovery of a Mystery of the World)” will be broadcast on TBS, Saturday, January.8th. 21:00-21:54

See you then!

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Ethiopia⑪

投稿日: 3件のコメントカテゴリー: '10 Ethiopia

徐々に標高が上がり緑が増え、ひやりと涼しい風に変わっていく。

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メケレに戻る道中

この下に、あの暑い暑い砂漠と、そこに住む人々と、広大な塩の大地が広がっているのかと思うと

なんともふしぎな気分に。

すでに懐かしく、簡単には訪れることのできない遠い世界。

けれど、ここでも塩のキャラバンは、メケレの街をもゆっくりとしっかりと歩いていた。

もちろん、背中には重い塩を積んで。。。

Ethiopia⑩

投稿日: 3件のコメントカテゴリー: '10 Ethiopia

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あっというまのダナキル生活。
過酷だったけれど、とても幸福な日々だった。
月明かりも、風も、ロバの鳴き声も、
夜明けに出発し、私たちの寝ているそばを通過する塩のキャラバンも、
塩湖や火山でのムハンマドお爺さん達の祈りも、
イェティムノの料理も、
アブラハムとの会話も、
山頂で飲んだコーヒーも、
アファル人のおまんじゅうのような家でいただいたコーヒーの味も、
靴下で作った水筒も、
水を欲し 食欲を失せさせた うだるような暑さも、肌をつきさすような日差しも、
目の前で見た地球の内臓も
みんなみんな忘れないようにしよう。

一度きりの人生、一度きりの出会い、一度きりのこの地球という星の中で…

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Ethiopia⑨

投稿日: 5件のコメントカテゴリー: '10 Ethiopia

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マグマと満月

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マグマの淵に見える小さな黒い点は、マグマの側で一夜を明かした我がスタッフ↓

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日中はどこに隠れていたのか…溶岩の上で寝ていたら、大量のネズミが体の上を這ったという。。。

それにしても、目の前で煮えたぎるマグマ、、、いつまでも いつまでも 見ていて飽きることのない光景。。。

Ethiopia⑥

投稿日: 3件のコメントカテゴリー: '10 Ethiopia

溶岩の上で就寝。

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仰向けになりながら夜空を見上げていると
満月が真上に来るころは0時、オリオン座が真上に来るころは3時くらいかな
と、時間が読めるようになってきた。
強風で舞いあがる砂埃を防ぐため、マスクをし、タオルを頭からひっかけて眠る日々。

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4日目にしてようやく洗髪させてもらえることに !

井戸から汲んだ水をタライに注ぎ、
ペットボトルを真っ二つにカットした(洗面器の代用)で水を汲み髪にひたひたとかける。
洗っているうちに、体も洗い流してしまいたい欲求にかられ、
服を脱ぎ捨て、体中に水を浴びせた。

アセモだらけの体、からまる髪の毛、不ぞろいに伸びた爪、伸び出す眉毛。
髪を短くしてよかった。

洗い終えた後、ここに来て初めて味わった清涼感。

素っぱだかで見上げた丸い月がとても心地よかった(笑)

体の中から出た塩がこびり付いて白くなった衣服は、、、
さすがにお水がもったいなくて洗うことをやめ、再び虫干しに。
小屋の中で着替えている私を村の子供たちが隙間から覗いている。

少女たちは時々クスクスと笑い
手鏡を持ってリップクリームや日焼け止めを塗っている私を
じっと観察している。

汗だくの服を干した洗濯バサミをじっと見ている。

自分たちの服をギュッとつかんでひっぱって私に差し出し、私の目を見つめてる。

「服が欲しいの?」

東京で買った、真新しい鏡。
用意してきたTシャツ。
靴もなにもかも、全部あげてしまいたいと思った。

日本に帰れば、なにもかもあるのだから。

なにもかも手に入るのだから。

「なにが欲しいの?」と尋ねれば

きっと、「なんでも。」と返ってくるだろう。

いずれにしても、

貧しくとも、富んでいても、

そこでできる精一杯の努力をし、楽しみ、工夫をし、勉強をすること。

私たちが「Thank you for your hard work!」と言う度に、「My pleasure. This is my job!」と笑顔で返してくれる。

彼らは アフリカの大地で きっと今日も笑顔で過ごすだろう。

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P.S. さすが、ここはエチオピア。お砂糖なんて入れなくても、コーヒーがとても美味しい。

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