何年ぶりでしょう。母の実家であり、私の生まれた場所、静岡県松崎町を訪れました。
今回は、母が乗車を望んでいたサフィール踊り子 号で、伊豆急下田駅まで!
Saphir (サフィール) とは、フランス語でサファイヤを意味するそうで、
その名のごとく、青く輝く宝石のように美しい列車に乗ることが叶いました。
車内の絨毯の青と、天窓から降りそそぐ空の青、
そして、伊豆の海の青が車窓に流れて行きます。私の好きな色に囲まれて、嬉しい。
車内のシートがあまりにも乗り心地が良いので、うとうと睡魔に襲われましたが、
読書に集中することもできました。
松山善三氏の著作「依田勉三の生涯」を読了したので、続いて、
乃南アサ氏の著作「チーム・オベリベリ」!
「依田勉三の生涯」に描かれているのは、未開の地北海道十勝野での壮絶な物語。
開拓の困難と苦労に胸が締め付けられるような描写が何度も、何度も。
さて、「チーム・オベリベリ」は依田勉三とともに北海道へ向かった渡辺勝の妻 カネさんの目線で描かれています。
今、上巻を読み進めており、もうすぐ下巻に入ります。
車中には個室や食堂も。
カメラを手に 少し歩いて 車内を探訪しました。
アテンダントの方が快く許可して食堂も撮らせてくださいました。
お仕事で土肥へ向かう友人も、このサフィール踊り子号を利用したいと言っていましたが、
西伊豆自体は電車が走っていないので、半島の先端まで行って 車移動となります。
本数も少ないので(一日に一本、もしくは臨時があったりなかったり)
時刻表をよくチェックして… と、なりますね。
つづく…
2022.11.15