旅先で一人ぽっちの朝ごはん。周りでカチャカチャと響くお皿の音。
「tea? coffee? tea? coffee?」と呼びかけるウェイターさんの声。
ペタペタと鳴るサンダルの音。赤ん坊の泣き声。
朝日が射す部屋のなかでの黙祷と、静まりかえった音。
廃墟と化した修道院に流れた風の音。子供たちの笑い声。
耳を澄ますと押し寄せてくるたくさんの物語。
いろーんな音。
「当たり前に感じて毎日生活していることも全て沢山のかたの尊い犠牲の上に生かされていることにかんしゃしましょう!今日は花火大会だけど、心静かに鑑賞します。」 と、ロンドン滞在中に母から届いた花火の動画付きEメール。
ロンドンに静かに響いた美しい日本の夏の音。
写真: Beyham Old Abbey(ベイハム修道院)
“Ruins” への7件のフィードバック
三佳さんに共感!
「人は生かされているのです。だから
毎日、生かされていることに感謝して
人生をおくらなければならない」
クリスチャンの母のことばです。
「ベイハム修道院」・・・知りませんので、インタ~ネットで調べてみました
あまり詳しくは載っていませんね~
番組で紹介されるのかな?
中世の色濃くのこる旅でしょうか・・・?
たのしみです!
午前2時半をまわったところ、、、
少しだけ窓を開け 目を閉じて
耳を澄ましてみる
ずいぶん長いこと忘れていた
“この感じ” を想い出せました
三佳さん♫
優しい時間 ありがとう (*^^*)
修道院とか中世ヨーロッパっての暗黒というか暗いイメージがあるけれど三佳ちゃんが感じとったことは、そうではないみたいですね、どんな旅だったのか早く知りたい!TBS 『日立 世界ふしぎ発見!』2011/9/24(土) 楽しみにしています。
そうですか。イギリスにも修道院があったのですね。
あまり馴染みはないのですが・・
国教会の修道院はあるのかな?
石造りだから長い時を経ても廃墟が残っていますが、完全に破壊されたり、別の建造物の材料にされた建物もあったことでしょう。
これを書きながら、映画のハイランダーを思い出しました。
永遠って淋しいのかも知れない。
素敵です☆☆☆
詩的で旅情溢れる、なんて素敵な文章なんでしょう。
旅の何気ない一瞬の光景が目に浮かんでくるようです。
そして三佳さんの心情も。。。
それにしても、三佳さんのお母様はやはり素晴らしい方なんですね。 メールといい、遠い異国の地で頑張っている娘に日本の花火の音を聞かせてあげるなんて。。。
「沢山の方の尊い犠牲の上にいかされていることに感謝」素敵な言葉です。。。我々には感謝と共に、犠牲になられた方々が悲しむことのない、未来を作っていく責務があるのではないかとも思っています。
素敵な更新ありがとうございます! Like!
なるほどね!?異国情緒あふれる雰囲気は、感性を研ぎ澄まされます。三佳さんなりに感じたことは、そっと胸の内に!
お料理上手な、三佳さんのお母さんへ! そのとおり!
日々感謝の気持ちで、シンプルに過ごしたいですよね。
I miss you!