『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』を観劇して思い出したのが、アルゼンチンで宿泊したホテル。
「サン=テグジュペリがうちにも来たんだよ」と、宿のお父さん。
この宿で彼は『星の王子さま』の構想も練っていた、とお父さん仰るではありませんか。
そういえば、サン=テグジュペリは アルゼンチン、ブエノスアイレスに赴任し、
南米の航空郵便路線を開拓していて、『南方郵便機』という本を出版していますね。
はたまた、
「この部屋はボニーとクライドのモデルになった銀行強盗が泊まったんだぞ」と、宿のお父さんが熱心に説明しながら部屋を案内してくれたものだから
「え、あの ”俺たちに明日はない” のモデルになってる実在したBonnie and Clyde!?」と、驚愕したり。
なんともユニークなご主人だったけれど、
その説明してくれたお父さんと、夜、食堂にいたお父さんが双子だったということを、宿を去ってからはじめて知った。朝も夜も同じ人だと思っていたから、ちがったことにも衝撃を受けた。笑
山盛りのクロワッサンは、”not CROISSANT but MEDIALUNA” クロワッサンと言わず、メディアルナと言うんだと教えてくれたっけ。
厨房でてんこ盛りのカツレツに驚く私を見て、お母さんたち大爆笑していたり(…まるで魔女の宅急便のおソノさんみたいにパワフルで朗らかなのだ)。
ホテルの螺旋階段は結婚式の記念撮影の名所になっていたり。
庭にはなぜか亀がいたり、
星の王子さまに出てきそうな野生の羊が美しい花を食べていたり、
そして、パタゴニアの大地で、銀色のキツネと目があったり。
まだたくさんすてきな思い出があるけれど
どのハプニングも、どの出逢いも、おもしろかった
アルゼンチンのふしぎな思い出。
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#BonnieandClyde !?
#Argentina #アルゼンチン にも逃亡していたの!?
01.30.2023