DIARY

写真のことについて語るとき

2007年に放送された番組「カメラで音楽を撃て 写真家・木之下晃」
以前、たまたま目にしてそのまま見続けた番組だった。
番組のテロップに演出された土橋氏のお名前があったので、
感動したこと、素晴らしかったことを 伝えたいと思った。
昨日再びアンコール放送があったので録画した。
オーストリアのピアニストAlfredBrendelアルフレード・ブレンデルのメガネにピアノの鍵盤が映り込んだ写真は
「神様が撮らせてくれた」 写真、、そういう天から降ってくるような写真があるんです。
でも、それがいつも起きるとは限らない。何回も演奏会に通っているということは、実はそれを求めているんですね・・・、と木下氏は語っておられた。
静かに、静かに カメラを構え、カシャッとシャッターを切り、フィルムをご自身で現像し、
持病のため重い荷物を持つことを許されない木下氏のそばではいつも奥様が機材を持っていらした。そんな二人三脚のお姿もまた印象に残った。

昨日、山岸伸氏の番組「世界の光の中で」の収録が行われた。
ゲストにお迎えしたのは、写真作家の高橋伸哉氏、続いて鉄道写真家の広田尚敬氏。
興味深いお話は大変勉強になった。私の知らない時代のお話も。本当にワクワクした。濃い時間だった。

写真のお話をされるとき、皆さん 少年のように輝くんだな。

“夢中になる”って素晴らしい。本当に。
それが、写真に残るって奇跡のようだ。

あっという間に時間が過ぎ、おしゃべりを終え、収録後いつも振り返ってしまう。
聞き忘れたことなかったかな? と。

01.25.2023

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