‘走ることについて語るときに僕の語ること’ 的な

さて、タラウマラの人々に会いに行くため、メキシコ・チワワ州へ。

MEXICO CITY(メキシコシティー)からLOS MOCHIS(ロスモチス)へ飛び、

チワワ太平洋鉄道 ロスモチス駅からDivisadero(ディビサデロ)駅へ。

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列車はゆっくりと進み、車内で朝ごはん。

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乗客の多くは家族連れの観光客。

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チョリソ入りたまご焼きと、お豆とタコスです。

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早朝出発した列車は昼過ぎ(14:00は過ぎていたかな?)ディビサデロ駅に到着。

海抜0mから→2000m以上の高低差。

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駅のホームの屋台でいただいたお昼ごはんはエンチラーダ、ゴルディータ、etc…。

ここで私を迎えてくれたのはグランドキャニオンの4倍といわれる、なんとも崇高な銅渓谷( Barranca del Cobre)。

Hotel MIRADOR(★★★★★)の部屋ではこの絶景をひとり占めできるけれど、

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Piña Colada(ピニャコラーダ)片手に、ひとりで楽しんでも・・・ね、

あまりにも、もったいない・・・。

朝食もこの絶景を横目にいただきました。

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メヒカーナというたまご焼き料理、ポテト、お豆です。

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さて、タラウマラの人々が暮らすパナラチ村へ。

宿泊は村の学校。断水のためシャワー浴びれず。。。

トイレの水は出来るだけ頻度を減らしバケツで流します。

その水を坦々と黙々と運んでくれた村の子供たち。

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電気も通っていないから、夜は蝋燭の灯りが頼り。テレビもないし電話もない。

もちろんコンビニもないし、お菓子もない。

川でお洗濯をし、トルティーヤを焼き、トウモロコシを炒る村の女性たち。

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日中は日差しが強く、カラッとした暑さだけれど、標高が2,000mを超えるこの場所は夜が冷える。

就寝時、寝袋の中ではこわいくらい音がない、静かな夜。

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断水3日目。

そろそろ髪がきしみ、頭がかゆくなってきた…(笑)。

それにしても、なぜ彼らは走るのか。

160Kmのウルトラマラソンで優勝するほどの驚異の持久力を持つタラウマラの人々。

ねぇ、160kmって・・・

しかも、その足元はランニングシューズではなく

タイヤで作った万能サンダル「ワラッチ」。。

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タラウマラの人々は、特別なトレーニングは何もしない?

トウモロコシを石臼で粉状にすり水を混ぜたピノーリという飲み物が唯一の栄養ドリンクといった感じ。

彼らにプロテインなんて必要ない。

普段はゆっくりゆっくり隣家まで歩いて移動しているし。。

お肉はあまり食べないのだろうか。

「小さい頃からずっと走ってきたから、これからも走り続ける」というマデロさん。

悩み事や考え事で頭をいっぱいにしたなら、体を動かせばいい。

タラウマラの祖先は、敵から身を守るため、走って走ってここまできたのだろうか。

ウルトラマラソンの参加も、優勝が目的ではないのかもしれない。

もしくは、時間の概念が私たちとは全く違うのかも。

最強のランナーはとてもとてもおだやかで、シャイで、おもいやりがあり、彼らから闘争心は微塵も感じられなかった。

なぜ走るの?

風を感じるため。DNA。

生きるため。

この過酷な渓谷に生きる人々、、、その祖先は?

そして、タラウマラの祖先を探ってたどりついた、この断崖遺跡 “Las Cuarenta Casas (クワレンタ・カサス)” を目にした時のなんともいえない昂揚感。

こんな断崖に住んでいた!?!?

まさに、断崖遺跡!(写真じゃまったくもって分からないですね。。)

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この遺跡に辿り着くまでの道のりがまたすごい。

13世紀ごろ作られたという謎の断崖の家、、、

この絶景を目の前にもくもくと疑問が湧き上がる。

どんな人々が、何のために、どうしてここに!?

さらに、4~5階建ての集合住宅が連なっていたというパキメ遺跡には

水路や住居や球戯場の跡など、高度で豊かだった文明のおもかげが。

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ちなみにこのPaquime(パキメ)遺跡は、UNESCO世界遺産です。

9月4日(土)21:00放送の「世界ふしぎ発見!」を どうぞおたのしみに!

断崖絶壁紀行!

メキシコの『タラウマラ』という人々を知っていますか?

160kmの長距離マラソンで優勝するほど、驚異の持久力を持つ彼ら。

なぜ、タラウマラの人々はどこまでも走り続けることができるのか

その秘密に迫ります!

そして、アメリカ大陸でNo.1とも言われる絶景!

9月4日(土)夜9時放送 「世界ふしぎ発見!」 どうぞおたのしみに!

VIVA! VIVA! MEXICO!! ♪♪♪

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物質に溢れたどんな世界より
ずっとずっと
この村の子供たちはおとなだった
水の大切さも、火の大切さも身にしみた
色んなあたりまえが、あたりまえではなくなった

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ヤッパン、 ヤッカ

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先日放送された世界ふしぎ発見(韓国篇)のアンサーで登場した

崔 智恩(チェ ジウン)先生が心を込めて作ってくださった薬飯、薬菓。

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ハチミツの甘さがとても美味しく素敵なお料理の数々でした。

もち米とハチミツもよく合います。

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“崔さんのおかず”、“オモニの食卓”など、お料理の本も素敵です。

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先生、ご協力ありがとうございました。

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お知らせ

Hi everyone(^^)/

619日(土)夜9時放送

日立 世界ふしぎ発見!」(南太平洋・フィジー篇)

ぜひ、ご覧くださいませ。 おたのしみに♪

Please check out the program called“世界ふしぎ発見(Sekai Fushigi Hakken)!”.

It will be broadcast on TBS, Saturday,June,19th 21:00-21:54,I went to Fiji.

See you then!

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時のながれ

スタッフが持っていたデジタルカメラで撮ってもらった一枚。

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デジカメを左から右に動かしながらとらえたロングショット。

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止まっている人間だけを捉えるから横切った人たちは写っていません。すごい!

人がわんさか横切っていたのに、止まってる私たちだけが写ってる。

で、こんなことも…

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スタート地点でまずポーズをとり、カメラが動き始めたらタタタタ→っと先回りして

終点でまたポーズを決める。と、一枚の写真の中に同じ人物が二人いるってこと。

まるで瞬間ワープ!(意味つたわってるかな??)

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とにかくすごいの、このカメラ。かなり楽しいの。

確か、名前はサイバーなんとか。

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「飽きたら、くださいね~」とADが何度もお願いしていて(笑)

私も言おうと思ったけど先に言われちゃったからや〜めた。

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twitterに誘われて入っていたものの退会。時の流れについていけない私。

さて、久々ですが日本舞踊のお稽古に行ってきます。では、またね。

米ヂカラ

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お米の力を侮っちゃいけないよ。
カラダにみなぎるパワーがちがうんだ。
昔のひとが言ってたことはバカにできないんだよ。
と・・・ お米の大切さを異国で教わりました。

そういえば母も以前こんなことを言っていましたっけ…
「米」という字は「八」「十」「八」と分解できるでしょう?
お米をつくるためには八十八もの手間がかかると言われているのよ。
人が手間をかけ、こころが「こめ」られたものであると。

つまり、その土地でとれたものを食べ、
その土地のエネルギーを頂くということが大切なんでしょうね。

それにしても、、ロケ中は本当に
たくさんのご馳走をふるまっていただき、
こころのこもったおもてなしをありがとうございました。

しかし韓国のお食事は確かに中毒になりますな。
帰国後も韓国海苔がとまりません。
でもカラいものは、しばらく休憩します(笑)

今日も炊きたてのご飯に感謝して
心も体も元気でありますように・・・☆
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