もう一度、写真の話をしないか。
写真家 ロバート・フランク氏が
アメリカをはじめ世界で撮影した
1950年代の写真が オリジナルの
ヴィンテージ フォト プリントで展示されている。
写真の奥行きに
きりとられたその世界に
静かな感動を覚える。
フランクと同時代の作家たち20名の写真も素晴らしく
大変見ごたえのある展示。
ロバート・フランクとキュレーターの太田菜穂子氏との
約20年にわたる交流(1994 ~2014年)が
エントランスのガラスケースに展示されている。
50通を超える手紙の往来があったそうだけど
文鎮のような灰皿のようなものに施された写真もロバート・フランクの手製で素敵。
このミュージアムを訪れるときは いつも (たまたま) 雨なのだけど、今回も「雨の日にようこそ」と、素敵なフォトポストカードを 思いがけずに賜った。
清里フォトアートミュージアムの収蔵作品第一号はロバート・フランクの初期の写真だったそうで、100周年記念の今回の展示も素敵なご縁ですね…
ロバート・フランク生誕100周年記念展 「もう一度、写真の話をしないか。フランクと同時代の写真家たち」
清里フォトアートミュージアムにて、9月29日まで。