坂本三佳の世界旅【真夜中のお手洗い】


映像のMAP上ではストレートにタンザニアに向かっているけれど、実際は羽田→関空→ドーハ→ダルエスサラーム→キリマンジャロ→アルーシャ→セレンゲティ・・・そして道無き道をいくという道程だった。

映画「Stand by Me スタンド・バイ・ミー」(ロブ・ライナー監督)で、少年ゴーディーは友人たちが眠っている間に鹿に遭遇したのだけど 目を覚ました友人たちに鹿のことを話すのをやめます。そして 大人になったゴーディーは言います…「これだけは私の秘密にして今日まで大事にしまっておいた」・・・
私がクレーターの中で体験した時間は、まさにゴーディーが鹿に遭遇したあの数秒のようでもあり、大事にしまっておきたいと思う時間だった。こういう体験を今まで語らなかったのは、ともすると、自分の表現力や言葉によってうまく相手に伝わらず、話せば話すほどその感動が薄れてしまうような気がしたからかもしれない。

音声も合わせて ラジオドラマのように聴いてもらえたら…
堆積した噴石の上を歩いた時の音ってこんな感じだった!という足音も、風の音も地鳴りの音もイメージに近いものを入れてみたりしています。

坂本三佳

YouTubeチャンネル「坂本三佳の世界旅」

坂本三佳の世界旅【KOCHI】

YouTube「坂本三佳の世界旅」第4回 アップしました。南インド🇮🇳 篇(その2) 

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冬の道の落とし物

タクシーを降りると手袋が無いことに気づき 降車した道に戻り 落ちていないか探し始めると 私以外の誰かさんの手袋が あっちにも こっちにも落ちている。冬の道は手袋だらけ。。。で、私の手袋はというと、片方は道に落ちていて、もう片方はタクシーの中。後日タクシー会社さんが送ってくださった。お気に入りの手袋だったから 見つかったことが ものすごく嬉しかった… というDIARY。

 

田んぼ

田んぼで来年の作付けに向けての準備。
19歳のErinaちゃんがとてもしっかりしていて、いろいろ教えてくれて頼もしい。
ありがとうございます。

今年も無農薬無肥料の自然米 “亀の尾” 収穫できました。”亀の尾”の稲は長いですね。

少人数での田んぼの作業、田んぼが愛しくなってきます。

稲藁の裁断、トラクターがけ、精米所で籾摺り作業、お米の袋詰め、
お天気がよく 気持ちの良い作業でした。感謝。


「亀の尾」は、ササニシキ・コシヒカリ・あきたこまち・つや姫… といった現在の有名品種の祖であり、希少な品種。
穂先が長く、害虫などに弱いという点があること、また、化学肥料や農薬を使うと米が極端にもろくなるといった面を持ち、
現代の農法に向かないことから育てる人が減り、幻のお米となったそうです。

お米さん 収穫

みんなで田植えをしたお米を収穫しました。
「亀の尾」という品種です。
稲刈りは ちょっと前だったのですが、遅い投稿となりました。

お米さん、ありがとうございます。

#お米の手刈り
#稲架(はさ)掛け
#無農薬無肥料
#お米づくり

花柳梅静先生

日本舞踊の師匠、花柳梅静先生が旅立たれ、花柳梅静門弟一同でお見送りをいたしました。享年98歳。

お亡くなりになる前日に先生にお会いすることでき、梅静先生の素晴らしい生き様に感動しております。

「死に花を咲かせる」という言葉がありますが、誠に大往生。

柩(ひつぎ)の中で眠る梅静先生のお顔は それはそれはお美しく、本当に少女の如く美しく、今にも花のように舞いそうで

枯れゆき 昇天される その神々しさに はっと息をのみ 胸を打たれました。

私が20代の頃から 踊りのご指導、日常の所作に至るまで、厳しくご指導くださり、

いつも お心にかけてくださった恩情に 感謝でいっぱいです。

メモも録画もせずに、体に染み込ませ、体で覚える。そして 柔軟な心で しなやかであること。

大切なことを先生が身をもって教えてくださいました。

芸能界では数々の俳優さんにも振り付けのご指導をされ、戦時中のお話も聞かせてくださいました。

私は梅静先生の最後の名取として 恥じることのないよう 精進していかねば。

梅静先生、心よりご冥福をお祈り申し上げます。誠に有難うございました。

坂本三佳(花柳静清三)

 

名取の試験の時に梅静先生が結んでくださった花柳流の帯。後見結び。