そらまめのへそのお

投稿日: カテゴリー: DIARY

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「ほら見て。まるで、おかあさんのおなかの中で繋がっていた、へその緒みたい。」”お歯黒”と呼ばれるそらまめの黒い筋の爪の部分がさやの中に残っていた。その爪を、 “へその緒” と言った母。では、お歯黒は一体どなたが名付けたか。へその緒も、お歯黒も、「確かに・・・」 と、実を見ては笑みがこぼれる。そらまめは、さやを開いた瞬間が素晴らしい。宮殿のようだ。どんな毛布にも敵わない、ふかふかの綿毛の中で、一粒一粒が、まるで母親の子宮に守られて居るように、一粒一粒が、へその緒でしっかりと繋がっているようにそこに居る。言われてみれば、実は丸まった赤子のように見えなくもない。そらまめの育ての親にとってこの愛しさは如何ばかりであろう。指宿で寒害に耐え、守られながら逞しく育ったそらまめが、生き抜いてきた強さまでも私に与えてくれている。そらまめから旬の命をいただいて、今日も「きばっど!」

嵐電に乗って

投稿日: カテゴリー: DIARY

この度の熊本における地震により被災された方々へのお見舞と、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り致します。
どうかこれ以上被害が拡がらず、一日も早く安堵の日常が訪れますよう切に祈っております。

松竹京都撮影所にて

松竹京都撮影所にて

松竹京都撮影所 (3)

私は、東京と京都を往復し、時代劇の撮影に励んでおります。
緊張感を纏い、嵐電に乗って撮影所へひとり通う日々。

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好きな芝居に取り組めることに感謝して私の役割を果たします。

松竹京都撮影所 (4)

BS時代劇「伝七捕物帳」7月15日より毎週金曜放送予定(全9回)。
坂本三佳は第4回に出演予定です。ご覧いただけましたら幸いです。

松竹京都撮影所

京都から一度東京へ戻りました折、鹿児島より紅甘夏が届いておりました。

一月に収穫したものを、3~5月ある程度酸味が出た状態になったところで東京や大阪などを中心に出荷されるようです。
普通の甘夏より甘く、果皮が紅色の紅甘夏。ありがたく頂きます。

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