山岸伸写真展『瞬間の顔 vol.10』。
山岸先生があるインタビューで、このようにお答えになっています。
「大量の写真がある中で、不要なものはすべて燃やした。
でもその中で、どうしても残しておきたい写真があった。
それが、俳優の西田敏行さんや柔道家の吉田秀彦さんと言った男性たちの写真だった。」
「命のある限り続けられる仕事をしているということが、どういうことなのか・・・」
山岸先生が切り取った男性達の「瞬間」、旬の瞬間、素顔の瞬間、日本を創っている人たち・・・
そして、写真によって紡がれていく「縁」。
10年間で撮られた男性の肖像写真は延べ639組・・・
先生、どうか、撮り続けてください。そして、1000人と言わず、2000人、3000人と、達成していただくことを お祈りしております。
また、同ギャラリー、クリエイティブウォールにて同時開催されている山岸伸写真展『靖國の桜』。
先生が10年の歳月をかけ撮影された、誰も見たことのない靖國の桜。
日本人の心、日本の心、いま私たちが忘れかけているものが、ここにある。そう感じました。
今こそ、目に焼き付け、心に刻み込みたい靖國の桜・・・圧巻です。
03.16.2018
坂本三佳
オリンパスギャラリー東京 期間:2018 年3 月16 日(金)~ 3 月21 日(水)
オリンパスギャラリー大阪 期間:2018 年3 月30 日(金)~ 4 月 5 日(木)