映像のMAP上ではストレートにタンザニアに向かっているけれど、実際は羽田→関空→ドーハ→ダルエスサラーム→キリマンジャロ→アルーシャ→セレンゲティ・・・そして道無き道をいくという道程だった。
映画「Stand by Me スタンド・バイ・ミー」(ロブ・ライナー監督)で、少年ゴーディーは友人たちが眠っている間に鹿に遭遇したのだけど 目を覚ました友人たちに鹿のことを話すのをやめます。そして 大人になったゴーディーは言います…「これだけは私の秘密にして今日まで大事にしまっておいた」・・・
私がクレーターの中で体験した時間は、まさにゴーディーが鹿に遭遇したあの数秒のようでもあり、大事にしまっておきたいと思う時間だった。こういう体験を今まで語らなかったのは、ともすると、自分の表現力や言葉によってうまく相手に伝わらず、話せば話すほどその感動が薄れてしまうような気がしたからかもしれない。
音声も合わせて ラジオドラマのように聴いてもらえたら…
堆積した噴石の上を歩いた時の音ってこんな感じだった!という足音も、風の音も地鳴りの音もイメージに近いものを入れてみたりしています。
坂本三佳
“坂本三佳の世界旅 #5” への1件のフィードバック
坂本三佳さん,はじめまして。
坂本三佳の世界旅,たのしく見させてもらっています。
今回のタンザニア,貴重な体験をされましたね。
地下から響く大地の音,周りを埋め尽くす無数の星々。
世界ふしぎ発見で実際の映像を見られなかったのが残念です
また,次回を楽しみにしています。