DIARY

手織の彩り

‘家族といられること、織ることを楽しめること、今ある幸せに感謝してるの…’
内戦を経て、そう語って下さった、クロアチアの おかあさんたちが織った敷物。
今なお、わたしの部屋を 彩り豊かに あたためてくれています。

いつかの Croatia, Ličko Petrovo Selo 村にて (2013)

 

04.28.2020

手織の彩り” への1件のフィードバック

  1. 人が絶対にしてはならない戦争
    その修羅をくぐり抜け生き残ったとはいえ知っている人たちがいなくなる寂しさ、悲しさ
    それを受け入れなければならない人生を背負った人たち
    その人たちが糸を紡ぎ、色を染めて、機織って生地を仕上げる
    出来上がった生地にその人の言葉、押し殺した感情、深い悲しみが
    存在という形で受け取った人に「幸あれ」と暖かいぬくもりを与える
    素晴らしくも悲しく美しい品物
    それは「敷物」
    見せてくれた写真から見る人の心を釘付けにする世界にたった一つしかない品物

    大切にしてください。

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