佃島 住吉神社例大祭 四日目。
巡幸を終えた御神輿のお宮入り。
御霊が無事にお戻りになられると、
周囲の灯りは全て消され、
真っ暗闇の中響く祝詞。
誰一人 音を立てず、カメラを構えず、頭を下げ、手を合わせる。
風が葉を揺らす音、虫の音、風鈴の音のみが通り過ぎる。
厳かで神聖な瞬間。
三年後、新しい元号の祭りまで、佃小橋の下の水中深く
江戸の昔の夢を見つつ眠りにつく、大のぼりの柱と抱木。
抱木を泥の中に埋めると、腐食しにくいのだそうです。古からの知恵、凄いですね!
平成最後の祭りの夏の夜。
08.06.2018