ジョヴァンニ・セガンティーニ

投稿日: カテゴリー: '08 Switzerland

Giovanni Segantini

イタリア出身でありながら、スイスに拠点を置きアルプスを描き続けた画家ジョヴァンニ・セガンティーニ。
スイスのサンモリッツにあるセガンティーニ美術館でオリジナルを拝見しましたが、何しろ絵が放つ光と、細かい描き方に圧倒されます。
特に巨大なキャンバスに描かれた三部作「生」、「自然」、「死」が展示されている部屋に足を踏み入れると、息をのみ言葉を失ってしまうほどの衝撃を受けました。おもわず、絵の中の光に手を合わせて拝みたくなってしまうほど。
まるで自分が絵の一部になりその光を浴びているような感覚にも陥りました。
そして彼が晩年を過ごしたという山の頂にある小屋を私も実際に目指しました。
山頂に辿りついた頃はもう日没間近。
あたり一面真っ白なアルプスの山並みで、沈む夕日がその雪山をロゼに染めていくのです。紫の空にぽっかり浮いた丸くて白い月。眼下には家々があかりを燈し始めきらきらと光るサンモリッツの町。
山頂で目にしたものはこれまでにないほどロマンティックで神秘的な光景でした。
そこに流れていた静粛さ、澄み渡った空気、変わることのない穏やかな山並みは魂まで洗われていくような時間。
セガンティーニがアルプスの山々を愛したのも、ここに来て少しだけわかる気がしました。

mountain

ジョギング in St.Moritz

投稿日: カテゴリー: '08 Switzerland

湿気は少なく、まるでシャンパンの泡が弾けるような爽快感。スイス・サンモリッツの気候は「シャンパン気候」。
サンモリッツ湖畔で撮影スタッフは高地トレーニング中の野口みずき選手に遭遇!?
私も湖畔を走ってみました。
美しいアルプスと緑の森に囲まれ、本当に空気がさらさらとおいしくて、おもわず走りたくなってしまう場所です。
jogging

オードリーも愛した

投稿日: カテゴリー: '08 Switzerland

hanselmann

あのオードリー・へプバーンも訪れていたという
スイスのサンモリッツにある
HANSELMANN(ハンゼルマン)というカフェ。
このカフェで、オードリーも愛したチョコレートケーキをいただきました。
ミルクたっぷり。幸せな味でした。

hanselmann (2)

店内には,美味しそうなパンや可愛らしいチョコもたくさん売っていましたよ。

おもいがけなく

投稿日: カテゴリー: DIARY

以前、ある方の本の中で「おもいがけなく」というのが好きだというような内容のエッセイが強く印象に残っているのですが、
私もこの思いがけず訪れる何かがとても好きで、たとえば
人と人とのめぐり逢いも、神様の粋なイタズラとしか思えないとき。
普段はなかなか会えないはずの人にばったり出会えてしまったり。
え?この人初めて会った感じがしない… ? 以前遠い外国で一度お会いしてます!?よね!とか。 世の中なかなかふしぎなことだらけだと感じるこの頃です。

さて、いよいよ8月に突入。
納涼祭りが過ぎるとあっというまに秋ですね。
今年の初めに何を抱負に語ったのかも忘れており、手帳を見直す始末。
皆さんは年頭に掲げた抱負…達成間近ですか?