ご縁があり、はじめて香道を体験をいたしました。
各々が香りを記憶し、順番を当てるというもの・・・
感覚を研ぎ澄ませ”香りを聞く”。
煙は、もくもく漂うものではなく”一瞬”。
私の鼻は利いていないのか、まったく当てることができませんでした。
初めての経験に少々緊張していたのでしょうか。
このたびの証歌は「天地初発(アメツチハジメテアラワル)」
宗匠が日本の神話を愉快に興味深く語ってくださり、
私のなかで様々なことが繋がっていく感動。
また、宗匠が私をイメージしてご用意くださっていたお着物が
あたたかみのある色合いで、
それは自分では意外でもありましたが、とても嬉しく思いました。
近頃、静かに感じていること。
私の目が日本に向けられていく…
パズルのピースが少しずつはめこまれていくように。