下弦の月
どこまでもどこまでも一緒についてくる下弦の月が、あまりにも美しく、
それを写真におさめたいと思うのに、手ぶらで何ものにもおさめることができないとき、これをどう言葉で表現できるかなと考えたけど、ありきたりで。
あぁ、わたしが今まで写真におさめてきた瞬間ってそういうことなんだ、言葉にできない瞬間なのかと考えてみたり。
もう一度カメラを取りに戻って撮ろうとしても、感動した瞬間はもう訪れなくて。同じように撮りたいから同じようにお願いしますと頼んだとしても同じようには訪れない。
結局、さいしょに出会った瞬間が、いつも一番なんだなって、ときどき思う。
p.s.
坂上みきさんが紹介していた楽曲、WiterplayのQuando, Quando, Quando とっても素敵.
3.5.2017