Ethiopia②

投稿日: 6件のコメントカテゴリー: '10 Ethiopia

首都アディス・アベバから北へ約800km。大地溝帯の地底へ向かう旅の出発点Makale(メケレ)へ移動。19世紀に王国の首都として栄えたティグレイ州の州都メケレは標高2000mに位置する平原に囲まれた都市。

私たちがこれから向かう場所は、とにかくものすごく暑いらしい。地元での暑さ対策はなにがいいのか??キャラバンに必要なものを買い出しするため、メケレの月曜市へ。カラフルなスカーフも沢山見かけるが、壺に入ったバターに女性たちが群がっているのも気になる。私はその壺の中のバターを一口舐めてみた。すると、その場に居合わせたおかあさんたちが、苦虫をつぶしたような顔でわたしを見て、アマハラ語で何か注意している。「それは、食べるもんじゃないんだよ。あーーーぁ、口に入れてしまった。。まったくこの娘ったら・・・。」どうやら、乾燥を防ぐため女性たちが髪に塗るためのバターだったようだ。普通のバターと変わらない気もしたが、言われてみれば、あまり美味しくないバターだったかも?

途中、動物市場に立ち寄った。乾燥した空気に乗って飛んでくる動物の毛、糞、排気ガス・・・。マスクか、ハンカチで顔を覆っていないと喉を傷めてしまう。何百頭と集まっていたのは牛、ヤギ、そしてオスのラクダたち。ここでキャラバン隊に必要なラクダを売買しているのだそうだ。
R0016181

動物市場から少し離れた場所で昼食。

フールという豆料理。‘スペシャルフール’にすると、卵やヨーグルトのようなものも付いてくるとのことで、スペシャルを注文し、パンと一緒にいただく。

R0016158 R0016161

食後にはチャイブンナスプリスを注文。チャイ=紅茶、ブンナ=珈琲、スプリス=MIX

つまり、紅茶と珈琲のミックス。これがとても美味しい!日本で作るのは無理だと言われ、すこしがっかり。でも、だからこそこの土地でしか味わえないこの味を大切にしようと、大事に味わうことができるのかも。

まず、紅茶のスパイスが違うとのこと。うまく分離せず、すぐ混ざってしまうのだそうです。たしかに、お店によって味も千差万別。これほどきちんと分離したチャイブンナに出会えたのはラッキーだったのかも。

R0016163 R0016138

食事中、隣のテーブルで食事をしている男性にしきりに話しかけられ、話を聞こうとすると、そばにいたコーディネーターさんに「だめです。相手にしないでください。」と言われた。そして、しばらく食事に集中ことに。すると今度は違う人に声をかけている。どうやら彼はこう言っているらしい。「僕はね、精神を病んでて、それで、病院にいくことも薬を買うお金も無くて・・・」云々。。。

それを聞いている地元のお客は「うんうん、わかるよ。君が精神を病んでいるのは分かるよ。」なんて答えたりしている。

私たちが食事を終え、お会計をしているあいだに、男性はいつの間にか姿を消していた。

無銭飲食!??。

しきりに私たちのそばでおしゃべりをして、さりげなく一緒に店から出て行く。よくあることらしい。だから、相手にしないで。

ということなのか。。

店員さんは気づいていたのかなぁ? だれも何も言わずに店をあとにした。

R0016166

さて、キャラバンの支度にとりかかろう。

Ethiopia①

投稿日: 5件のコメントカテゴリー: '10 Ethiopia

私たちが向かおうとしている場所だけど今回は資料があまり無くて、、、、旅行パンフレットには当然のっていない場所だし

ネットでも調べようがない。なんてったって、地図上にもない場所を進んで行くから。

と、向かった先はエチオピア、ダナキル砂漠。

さっそく首都のAddisAbaba(アディス・アベバ)で子供たちにお金をねだられた。

サングラスが落ちていた、拾ってあげた、だから、マニー。

マニーマニーと執拗に私の服の袖を離さない。なんて逞しい・・・。

もしかしたら、サングラスは落ちていたのではなく、わたしのリュックからヒョイととりだしたのかも

と、勘ぐってしまう。さっそく、日除けに用意していた折りたたみ傘は私のリュックから消えていたし。

これから何度子供たちに「ノー」と言い続けるのか。明日にはここを離れるけれど。

地図にないその場所を目指して。

R0016154

ごぶさたしております

投稿日: 9件のコメントカテゴリー: '10 Ethiopia

コーヒーの美味しい国から、こんにちは。

お元気ですか?私は元気です。

日本は寒いですか?

こちらはとても暑く、アセモと葛藤中。

首都に来てやっとインターネット接続中。

コーヒーに、バターやお塩や香草を入れて嗜んでいます。

写真や詳しいストーリーはまた後日。

壮大な地球に出会っています。

どうぞお楽しみに。

001

-TOMOCA Coffee at Addis Ababa in Ethiopia-