DIARY

零れ桜

ピカピカの一年生の卯の花月。
ひとり 見上げる、静かな通りを見守る桜花。
いつもの’あたりまえ’を抱きしめる。

神社の手水舎には、時世に伴い、一時的に使用禁止の張り紙が。
「祓いたまえ 清めたまえ」と心の中で念ってください、と。
静かに頭を下げ、一礼。

心ころころ ころころ・・・

口角上げて、心を磨いて、
今日が、明日が、明後日が、そのときが、
愛と感謝で満たされていますように…

限りある時間の中で。

04.02.2020

零れ桜” への2件のフィードバック

  1. 僕の心ハーモニー

    今日の心話と
    昨日の雑話とで

    二人の僕の心ハーモニー

    昨夜の寂しさと
    今朝の爽やかとで

    見つめる僕の心ハーモニー

    青空をただ見つめるだけ
    いつまでも ただ 心 見つめてる

    星空をただ見るけれど
    欲しい星 まだ見つからない

    いつまでも夢抱きしめて
    頬つたう雫ぬぐいながら

    見つめるずっと
    僕の心ハーモニー

  2. テレワーク

    会社からiPhoneを渡された
    「ここは危険だからテレワークで仕事してくれ」
    薄べったい電話を受け取り、段取りを打ち合わせた

    朝が来た
    会社の電話と自分の電話を並べてデスクに置いた

    ノートPCでタイムカードを打刻する
    仕事開始

    いきなり木琴の音がけたたましく鳴り響く
    何?何?

    木琴の音は隙間なく鳴り響いた
    部屋がどこぞのホールのようだ

    昼飯食いそびれた
    腹減った

    テレビで花見客が激減したと言っている
    「あたりまえだよなぁ・・・・あっ!」
    今年は桜花を見ていない

    木琴の音がけたたましく鳴った

    思いに耽ることなく日が沈んだ

    指がある人のナンバーを押そうとしていた
    ハッとして指を引っ込めた

    皆、同じだろう
    形は違ってもバタバタしている
    心が

    いつかきっと
    楽しい話をしているに違いない
    こんなこと笑い話になる

    テレワークからの声が
    あの人の声なら
    きっと・・・

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