リンゴ

絶対不可能を覆した農家 木村秋則さんの記録『奇跡のリンゴ』(石川拓治=著)を読み終えました。
途中、何度も何度も鳥肌が立ち、木村さんの想いと共に苦しくもなり、けれど読み終えた後・・・私は驚くほど元気なっていたんです。木村さんのリンゴの木のようにカラダの内側からなんだかとても元気になっている自分に驚きました。
実は、2年ほど前に私も木村さんの無農薬のリンゴを食したことがあります。
真っ赤なリンゴを皮ごとかじり、口の中に含んだ瞬間のあの感覚は・・・どう表現したらいいのだろう・・・柔らかくて優しくて体が何の抵抗も無く受け付ける。
硬すぎず、でも、萎びたような柔らかさではなく、
歯が浮くようなシャリシャリッという食感でもなく・・・ふかふかっとしている。
優しさと奥ゆかしさに満ち溢れた…リンゴの生命力がぎっしりと凝縮された、芯まで食べれちゃうリンゴ。
それはそれは本当に美味しくて・・・
種まで食べた母はこうつぶやきました「種が体の中で開花していくようだ」と。
そして、木村さんのリンゴもまた(以前の日記「花と蜜柑と真っ赤なパンツ」で書いたミカンと同じく)腐ることはなく静かに枯れていきます。

「植物は本来枯れていくもの。自然界の植物で腐っていく植物なんて一つも無い」「なのに、買った野菜が腐っていく…」
そうだ。本当にそうだ。そのことに対して私は今まで何のふしぎも感じなかった。

食卓の上に置いてある木村さんのリンゴを見ながら「真っ赤な宝石のようだなぁ」と感じたのを思い出します。

この本に出逢って改めて『自然農法』に感動。
今後何度も読み返したくなる大切な一冊になりそうです。

地球上のあらゆる生き物に感謝します。


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